2024年7月27日、パリオリンピック男子柔道60キロ級準々決勝で、永山竜樹選手とスペイン出身のフランシスコ・ガリゴス選手の一戦が、誤審判定ではなかったかと話題になっています。
永山竜樹選手とフランシスコ・ガリゴス選手の試合を審判したのが、エリザベスゴンザレスさんです。
今回、審判をしたエリザベスゴンザレスさんについて、プロフィールや過去の経歴などについて調べてみました。
この記事を読むと、永山竜樹選手とフランシスコ・ガリゴス選手の試合内容や、エリザベスゴンザレス審判のプロフィールなどについて知ることができます。
永山竜樹に誤審判定「エリザベスゴンザレスはドーハ大会でも誤審判定をしていた」
永山竜樹選手とフランシスコ・ガリゴス選手の試合内容について記していきます。
永山竜樹選手は審判の誤審で敗北?
SNSより引用
SNSより引用
オリンピック初出場の永山竜樹選手とフランシスコ・ガリゴス選手の準々決勝の試合の時でした。
永山竜樹選手はフランシスコ・ガリゴス選手に寝技に持ち込まれ、片手締めをされます。
技をかけられた状態で耐えていた永山竜樹選手でしたが、試合時間残り1分で、審判エリザベスゴンザレス審判員から「待て」の指示が出ます。
しかし、フランシスコ・ガリゴス選手は「待て」の指示があったにもかかわらず締め続け、永山竜樹選手は失神してしまいます。
永山竜樹選手は、エリザベスゴンザレス審判員の「待て」の指示があったので、力を抜いてしまったために技がしっかりと決まってしまい失神してしまいました。
試合の残り時間が1分程だったので、試合を有利に展開していた永山竜樹選手は、残りの1分間締め技を耐えていれば勝利できました。
しかし、そこにエリザベスゴンザレス審判員の「まて」の指示が入ります。
その指示をフランシスコ・ガリゴス選手は無視(審判員の声が小さくて聞き取れなかったのか?)して締め技をかけ続けた結果、永山竜樹選手は失神して負けてしまいました。
この残り時間1分の「まて」の判定が、誤審ではなかったのかと、物議をよんでいるのです。
エリザベスゴンザレス審判員は、世界選手権ドーハ大会でも、今回勝利したフランシスコ・ガリゴス選手と高藤選手の審判で、フランシスコ・ガリゴス選手を誤審で勝利させていました。
《「IOCはなぜこんな審判を除籍にしない?」「審判にも罰則を設けるべきだ」》という声がが押し寄せました。
審判員エリザベスゴンザレスのプロフィール
名前 | エリザベス・ゴンザレス(Elizabeth Gonzalez) |
出身地 | メキシコ |
生年月日 | 1987年4月21日(37歳) |
職業 | 国際柔道連盟(IJF)審判員 |
エリザベスゴンザレスさんはメキシコの国際柔道連盟(IJF)の審判で、2022年に行われたIJFワールドツアーのイベントで審判を務めたことからキャリアをスタートさせました。
今回のパリオリンピックでは、柔道審判員の中で最年少の審判のようです。
永山竜樹選手とフランシスコ・ガリゴス選手の試合で誤審に注目が集まっていますが、オリンピックの柔道分野で審判をする初めてのメキシコ女性国際審判として、本国でも尊敬されているようです。
Instagramより引用
エリザベスゴンザレスさんを紹介したインスタグラムです。
「メキシコ人初の審判官」・「メキシコの誇り」と記されています。
エリザベスゴンザレスさんのInstagramより引用
エリザベスゴンザレスさんのInstagramです。
過去にもあった誤審!
エリザベスゴンザレスさんは2023年に行われた柔道世界選手権・ドーハ大会の高藤直寿選手対フランシスコ・ガリゴス選手の試合を担当しました。
2023年の柔道のルールでは大怪我に繋がる可能性があった「立ち関節技」は禁止されていました。
しかし、フランシスコ・ガリゴス選手は高藤直寿選手に対して「立ち関節技」をかけました。
禁止技を使ったフランシスコ・ガリゴス選手を失格にせず、勝利させる審判を行ったため、2023年に大きな話題となりました。
高藤直寿選手のプロフィール
名前 | 永山竜樹(ながやま りゅうじゅ) |
出身地 | 北海道美唄市 |
生年月日 | 1996年4月15日(28歳) |
身長/体重 | 156cm/60㎏ |
階級 | 男子60㎏級 |
永山竜樹選手は、世界選手権やワールドマスターズ、グランドスラムに出場し、金メダルや銀メダルを獲得しています。
オリンピックは今回が初めての出場です。
初出場のオリンピックで、不可解な判定を受け、金メダルの獲得はできませんでしたが、敗者復活戦から勝ち上がり、見事に銅メダルを獲得しました。
試合後、フランシスコ・ガリゴス選手が永山竜樹選手に会いに来ていた
永山竜樹Instagramより引用
永山竜樹選手のインスタグラムで、フランシスコ・ガリゴス選手が試合後会いに来てくれたそうです。
「誰がなんと言おうと私たちは柔道ファミリーです!」。
素晴らしい言葉です。
永山竜樹に誤審判定「エリザベスゴンザレスはドーハ大会でも誤審判定をしていた」のまとめ
今回、柔道男子60キロ級準々決勝での、永山竜樹選手とフランシスコ・ガリゴス選手の試合を審判したエリザベスゴンザレスさんについて記載させていただきました。
新しい情報が入り次第、追記させていただきます。
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