宇瑠寅太郎「式秀部屋の不思議な四股名と力士達の脱走事件」

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宇瑠寅 太郎(うるとら たろう)が名古屋場所で活躍しています。

宇瑠寅 太郎(うるとら たろう)は式秀部屋(しきひでべや)の力士です。

式秀部屋では、変わった四股名の力士が多いです。

なぜ式秀部屋では変わった四股名を付けるのかを調べてみました。

 

この記事では式秀(しきひで)部屋での四股名や、その由来、親方の教育方針、力士達の集団脱走について知る事が出来ます。

 

宇瑠寅太郎「式秀部屋の不思議な四股名と力士達の脱走事件」

式秀部屋では、力士の個性に合わせた四股名を10代目式秀親方が与えています。

 

式秀部屋の不思議な四股名

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式秀部屋Instagramより引用

宇瑠 虎太郎(うると らたろう)

命名は式秀部屋女将で、「3分間全力で土俵上で動き回って欲しいという願いを込めて付けた」そうです。

身長165.8cm、体重62.3㎏。

『追記』

<大相撲名古屋場所>7月25日、十二日目

序二段九十五枚目・宇瑠寅(式秀部屋)が序ノ口三枚目・氏家(浅香山部屋)を投げ飛ばしました。

身長12.7cm、体重49.7㎏も上回る氏家の腕を取ると、跳ね返されながらも食らいつき、右上手を取って4回転して攪乱し、足技を駆使して華麗な掛け投げで勝利しました。

勝った宇瑠寅は激しい回転で方向感覚を失い、東と西を間違えてしまい、「あっ」と気づいて戻る一幕もありました。

ABEMAの視聴者からは「お見事!」「運動神経良すぎる」「急上昇案件」「ウルトラ旋風脚」と称賛の声が続出しました。

 

sawayaka

式秀部屋Instagramより引用

爽 薫(さわやか かおる)

出身地の静岡県にある炭焼きレストランさわやか(げんこつハンバーグが有名)と颯爽とした行動と相撲を取る様にと命名されました。

身長172cm、体重87㎏

 

 

momochi

式秀部屋Instagramより引用

桃智桜 五郎丸(ももちざくら ごろうまる)

suenaga

SNSより引用

嗣永桃子さんのファンであることを親方に話したところ、嗣永桃子さんの愛称である「ももち」を四股名に入れることを、嗣永桃子さんに了承を得て、「桃智桜 五郎丸」(ももちざくら ごろうまる)と命名しました。

身長167.5cm、体重106.2㎏

 

 

ooatari

式秀部屋Instagramより引用

大当 利大吉(おおあたり だいきち)

「くじ引きで大吉を引く」ことを連想させることと、立ち合いで頭から当たれる力士になって欲しいとの願いを込めて命名されました。

身長176.6cm、体重134.3㎏

 

元・北桜英敏(きたざくらひでとし)さんが親方として運営する式秀部屋の教育方針について

現役時代、豪快な塩まきで有名だった、元・北桜英敏(きたざくらひでとし)さんが親方として運営するのが現在の式秀部屋です。

元々、楽しいことが好きで明るい性格の親方の方針が、「明るく、楽しく、元気よく」をモットーに部屋の運営を行っています。

稽古がきついとか、上下関係が厳しいというようなイメージを腐食して、明るい無邪気な部屋作りを親方は目指しています。

部屋は、自分の家にいるようなリラックスした感覚でいられるほうが、いい成績につながると考えているようです。

親方の師匠である北の湖親方も力士の個性を大切にし、才能、素質を伸ばす指導をしていたそうです。

脳はストレスを感じるとネガティブなホルモンを出し、免疫力が低下したり、体に悪い影響をあたえてしまうそうです。

一方、喜びを感じると喜びのホルモンを出して、免疫力を上昇させたり記憶力を向上させる働きがあるそうです。

喜びのホルモンにより、病気やケガが少なくなり結果的に相撲の成績がよくなる、ということです。

 

朝リンゴを食べてからウオーミングアップを始める

毎朝「頭がいたいっす」「やる気が出ないっす」という現代っ子の力士がいます。

その子は無呼吸症候群で、寝ている時に呼吸が止まってしまいます。

朝起きる時にスッキリと目が覚めないので、まずリンゴを食べさせます。

リンゴの中には一日の始まりにピッタリの栄養素が含まれています。

栄養素を補給して、時間をかけてストレッチすると脳が目覚め、腸の動きも活発になり、トイレで大も小も全部だせば、2時間の稽古で、トイレに行かなくてすむわけです。

現代の子供達は飢えて死ぬことは無くなりましたが、悪いニュースや社会不安を感じて漠然としたプレッシャーを感じています。

四股を100回踏むとだんだんきつくなって、本来鍛えないといけない筋肉以外を使って負担を逃がそうとします。

それは悪い癖の原因となります。

うちでは1セット10回を数セットやるようにしています。

正しい選択肢、やりたい選択肢を与えてあげれば、誰でも自分の力を十分に発揮できるようになります。

スポーツで強くなる人は、そのスポーツが好きで、自分が練習しようと思えるメニューが勝手に出てきます。

伸び悩んでいる子は、次の選択肢に迷っているので、こちらが、次の選択肢を示してあげることで、彼らの力を上手くアウトプットさせてあげる事が大切なのです。

褒めて育てるということと、選択肢を示してあげることをかみ合わせて指導しています。

 

式秀部屋では脱走事件がおきていた

morahara

SNSより引用

2015年頃から女将の虐待が始まり、力士達に8年~9年前の変色した米を1人あたり1食1膳しか与えず、おかずは賞味期限が1年以上過ぎた臭うイワシを食べさせていました。

冷蔵庫には厳重に鍵がかけてあり、女将は気に入った力士だけには鍵を開けていました。

「照明代や稽古後の汗を流す水道代がかかる」ことを理由に稽古場の使用を許可制にするなど、女将に過剰な管理をされた力士達は精神的な限界を超越してしまい、引退覚悟で集団脱走に及んだと思われます。

元関脇貴闘力は自身のYouTubeチャンネルで、10代目式秀自身は相撲に対して真面目な人物ではあるが、式秀部屋は強い力士を育てるよりも、相撲協会から所属力士の人数に応じて支給される育成費用の為、出世が全く見込めない者でも容易に入門させて力士の人数稼ぎ、育成費を上手く運用して利益をあげていると、指摘しています。

 

宇瑠寅太郎「式秀部屋の不思議な四股名と力士達の脱走事件」のまとめ

式秀部屋では自由な教育方針を打ち出している反面、出世が見込めない者でも相撲協会の育成費を得るために安易に入門させていました。

身長、体重共に横綱には程遠い力士が多かった訳です。

不思議な四股名も多かったのも理解できました。

新しい情報が入り次第、追記させていただきます。

 

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