高校野球【大社高校が報徳学園を撃破した理由】

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レギュラー全員が地元出身の県立高校の大社高校が、2年連続選抜準優勝の報徳学園に勝利しました。

なぜ勝利することができたのか?記述します。

この記事を読むと大社高校が報徳学園を撃破できた理由が分かります。

結論:石飛監督が『OB、学校、保護者』の関係に精力したことが勝因となった。

 

高校野球【大社高校が報徳学園を撃破した理由】

序盤は今朝丸投手の速球を見極めるために、打席の前にたち、今朝丸投手が変化球でカウントを取るようになってからは打席の後ろに立つようにして今朝丸選手の球種を見極めました。

これは監督の指示ではなく、全て選手自身が考え出しました。

抽選で初戦の相手がドラフト候補にあがっている今朝丸選手であることを意識した選手たちが打撃投手をマウンドの前から投げさせ、速球対策を行ってきました。

この練習も監督の指示ではなく選手自身が考えて実行したそうです。

 

今年の3年生は貪欲な選手が多い

今年の3年生が中学3年生の時に大社高校は夏の県大会でノーヒットノーランで退廃しています。

その試合を目の当たりにしてきた選手達だそうです。

「甲子園に出場するのにはどうすればいいのか」を、普段から選手みんなが知恵を出し合っていたそうです。

 

大社高校は偏差値41~54の進学校

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SNSより引用

大社高校は島根県出雲市にある県立の高校です。

1898年(明治31年)に開講した歴史ある学校です。

他県から有能な選手を入学させるようなことはしていないようです。

2023年には39名が国立大学に進学している受験校です。

伊東光四郎、石橋貢、曽田康二、北井正雄などの元プロ野球選手を多く輩出しています。

多くの選手が大学へ進学してプロになっているようです。

シンガーソングライターの竹内まりやさんも大社高校を卒業して慶應義塾大学文学部に進学しています。

 

石飛監督がした事

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SNSより引用

石飛監督は2020年に母校の監督に就任しました。

チームを強くするために行ったことはまず、子供達を取り巻く環境の整備でした。

外部から『なんで選手をそろえて勝てないんだ』とか、伝統校であるがゆえの周りからのひがみや、OB達からの声が選手たちの障害になる場合があるようです。

監督が就任した当時は”ヤンチャ”な子が多く、野球部が学校から応援される感じではなかったそうです。

選手の保護者から色々と言われることも多かったそうです。

そこで、監督はOB、学校、保護者との関係をよくするように努力したそうです。

そのおかげで、OBが文句を言ってきたり、保護者が学校に何か言ってくるようなことが、この2年間でゼロになったそうです

赤ちゃん

監督はまず、選手の周りの環境から整備したのですね。

 

石飛監督は親目線で生徒を見る監督

「真剣に、親目線で考えている。親なら本気で子供の将来をかんがえるし、本気で叱るし、良かったら褒める。エースだから、応援部隊だからとか、区別しない。親なら当たり前にすることをしている」そうです。

『プレッシャーとかいらんて』、『勝たなきゃいけないなんて誰がきめた?お前らが勝ちたいってだけだろ』と選手によけいなプレッシャーをかけないそうです。

冬場に選手全員の保護者と面接をし、『進路はどうですか、今どんな感じですか』と話し合い保護者の不安と取り除くことをしているようです。

 

ピッチャー馬庭優太投手の活躍がすごかった

島根の公立学校で、情報も乏しかった大社高校に比べて、ドラフト1位候補の今朝丸裕喜(3年・188cm80㎏・右投右打)投手を率いる報徳学園は優勝候補として名前があがっていました。

誰もが、報徳学園の勝利を疑っていませんでした。

当日の今朝丸裕喜選手はボールが指にかかりきらず、持ち味の快速球も変化球も、冴えていませんでした。

1番打者にスライダーをライト前、2番打者にはフォークの投げ損じを三塁強襲されてしまいます。

ヒット2本に続き、3番打者に四球を与え、バックのエラーも重なり、初回から2点を奪われました。

予想外の展開でしたが、この時点での報徳学園の敗退をだれも予想していませんでした。

その裏、今朝丸裕喜選手よりも一回り小柄な大社高校のピッチャー馬庭優太投手(3年・176cm・左投左打)がマウンドに上がります。

1回裏の立ち上がり、センス抜群の報徳学園1番・西村大和三塁手を、スライダーでタイミングを外して、センターフライに打ち取り、2番・福留希空中堅手を攻め込みます。

セットポジションから、急にクイックで投げ込み福留選手のカウントを追い込みます。

目の高さに投げた馬庭投手の速球に、福留選手はバットを振ってしまい、つり球に手を出し空振りの三振となります。

投球術を熟知している馬庭投手でした。

(NumberWEB参考)

 

高校野球【大社高校が報徳学園を撃破した理由】のまとめ

レギュラー全員が地元出身の県立高校の大社高校が、2年連続選抜準優勝の報徳学園に勝利した理由を記述しました。

新しい情報が入り次第、追記させていただきます。

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