斎藤元彦兵庫県知事「生まれ変わって県政を立て直すは本当か?」

斎藤元彦
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兵庫県元西播磨県民局長が死亡(自殺?)した事件で、斎藤元彦(さいとう もとひこ)兵庫県知事のパワハラ等の問題が明るみになりました。

今回、斎藤元彦兵庫県知事について詳しく記載させていただきました。

この記事を読むと、今回の事件についての経緯が理解でき、本当に生まれ変われる人物なのかが理解できます。

結論、以前の部下が(自殺?)した事、斎藤氏の不祥事が事実だと証明されれば、生まれ変わって公務を続けるのは難しいと思われます。

 

斎藤元彦知事をめぐる疑惑・告発文書での7つの指摘とは?

1.公益財団法人の恣意的人事『恣意(しい)→勝手気ままな』

2.知事選での事前運動

3.次回選挙への投票依頼

4.贈答品のおねだり

5.政治資金パーティー券購入の圧力

6.優勝パレードでの公費の不足支出

7.職員へのパワハラ

 

斎藤元彦知事、事件の流れ

2024年3月

兵庫県元西播磨県民局長、男性(60歳)が告発文を報道機関などに送付。

(追記)3月25日に、片山安考副知事と人事課長が元西播磨県民局まで足を運び、兵庫県元西播磨県民局長の公用PCを押収した。

2024年3月27日

斎藤知事は「事実無根の内容が多々含まれている。ありもしないことを縷々並べたような内容。うそ八百を含めて文書を作って流すという行為は公務員として失格です」と告発文を否定。

2024年5月7日

公益通報制度を利用せずに報道機関などに告発文書を出した兵庫県元西播磨県民局長を「県政への信用を著しく損なわせた」などとして、兵庫県は懲戒処分(停職3ヵ月)とした。

(公益通報制度に則った調査でなされた処分ではなかった)。

その後、

県の内部調査で告発文の一部が事実であると判明。

県議が県職員に対して行ったアンケートでは21人中、7人がパワハラがあったと回答した。

2024年6月13日

県議会は第三者機関による調査と、百条委員会を設置した。

百条委員会とは、

自治体の事務に関して疑惑や不祥事があった際、事実関係を調査するため、地方自治法100条に基づいて地方議会が設置する特別委員会。関係者の出頭や証言、記録提出を求める事ができるなど強い調査権限を持つ。虚偽の証言をした場合は5年以下の禁錮刑、不当な理由がないのに証言を拒否した場合などは6カ月以下の禁錮刑や10万円以下の罰金を科すことができる。

2024年7月7日

兵庫県元西播磨県民局長(60歳)が、姫路市内の自宅で亡くなっていた。知事や兵庫県政への怒りが遺言書に書かれていた。

追記)兵庫県元西播磨県民局長のスマートホンには、最愛の家族へのメッセージと共に「死をもって抗議する」と記されていました。

兵庫県元西播磨県民局長は、7月19日に行われる3回目の百条委員会に証人として出頭予定だった。

2024年7月12日

片山安孝兵庫県副知事は、7月11日辞職の意向を固めた。「知事にも辞職するように進言したが断られた。県政がここまで混乱している以上、誰かが責任を取らなければいけない」と進言した。片山安孝兵庫県副知事は、12日に辞職を提出する予定。(神戸新聞NEXT)

 

斎藤元彦知事がおかした、現在分かっている事例

斎藤知事がおかした、現在分かっている事例について記載します。

 

斎藤元彦知事のパワハラ

出張先の施設のエントランスが自動車侵入禁止のため、20m程ほど手前で公用車を降りて歩かされただけで、出迎えた職員関係者を怒鳴り散らした。

 

斎藤元彦知事のおねだり体質は県庁内でも有名だった。

2023年8月、視察先の企業から高級コーヒーメーカーを贈呈されるが、その場では、「立場上頂けません」と受け取りを辞退した。

後日、随行した職員に「みんなが見ている場所で受け取れるはずないやろ。ちゃんと秘書課に送る様に言っておけ!」と言って高級コーヒーメーカーを受け取る。

その事例について、斎藤知事は、「そのような指示はしていない。受け取らない様に職員に指示した。しかし、担当部長は、返却する指示を受け取ったにもかかわらず返却を怠った」として斎藤知事は、担当部長を訓告処分にした。

贈収賄に当たる?

 

兵庫県議会の議員独自アンケートによる、はばタンpay+”顔写真事件”

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SNS引用

はばタンpay+のポスターに自分の顔写真がない事に激怒し、ポスターに自分の顔写真を入れさせた。

その後、この様なポスター類には斎藤知事の顔写真を入れることが、暗黙のルールとなった。

その事例に対して斎藤知事は、「産業労働部が議論して効果的に発信するために知事の写真を使うという提案をされたと認識している。議論の中で私とコミュニケーションしながら決めた」と発言した。

 

兵庫県議会の議員独自アンケートによる、”イベント時の個室”事件

県庁のイベント時に知事の個室を用意しないと罵倒されるので、施設の授乳室を知事の個室にあてたが、県民が困っていた。

 

自殺?告発文書を提出した故・兵庫県元西播磨県民局長について

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故・兵庫県元西播磨県民局長SNSより引用

2024年3月公益通報制度を利用せずに報道機関などに告発文書を出した(報道機関に文書を出し、県の職員が調べる方法)ことについて、故・兵庫県元西播磨県民局長は、自浄作用が期待できないと漏らしていました。

故・兵庫県元西播磨県民局長は不服申し立てはしませんでした。その理由は、故・兵庫県元西播磨県民局長は人事課のOBであったので、不服を申し立てると後輩たちに迷惑をかけると思ったからです。

故・兵庫県元西播磨県民局長は、百条委員会に対してプライバシーに配慮して欲しいと漏らしていました。

百条委員会は県議会(自身の身内もいる可能性もある)による調査で告発者には不安が残るので、先に第三者委員会で事実かどうか認定するほうが安心感があったのではないかと、淑徳大学・日野勝吾教授はニュース番組の中で指摘しています。

故・兵庫県元西播磨県民局長は告発文を提出したものの、周りの関係する人々にかなり気を使っていたことが分かります。これが、(自殺)の引き金になったのでしょうか?

7月19日に故・兵庫県元西播磨県民局長は3回目の百条委員会に証人として出頭予定だったようです。

 

百条委員会の今後は?

百条委員会は、今後(告発者・兵庫県元西播磨県民局長が亡くなった後)も真相究明に努めるとの意見に対して、一部の県議員からは、告発者がいないのにどうやって調査を進めるのか?という疑問の声も上がっている。

 

斎藤元彦知事の自身の今後についての答弁

「組合の申し出については大変重く受け止めております。私としてはこれから責任のある対応ということで百条委員会、第三者委員会における調査を通じて文書問題についての対応をしっかりやっていきます」

「県政を前に進めていくための最大限の努力をこれからしていくことが、私にとっての責任あるこれからの対応かなと考えています」

「辞職せず信頼の再構築を強調し県政を進めるのが『責任ある対応』責任ある対応と考えている」

「さまざまな批判、ご指摘があるという事を受け止めてこれからの県政を立て直していく」

「もはや県民の信頼回復が望めない状況になっている」として辞職を含め責任ある対応を申し入れた兵庫県職員労働組合に対して、同日、斎藤知事は会見で「生まれ変わって信頼関係再構築したい」と述べ、辞職を否定した。

 

これらの記事を読んでいただければより、斎藤元彦知事について知ることができます。

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兵庫県知事・斎藤元彦氏の履歴

斎藤元彦(さいとう もとひこ)

本名:齋藤元彦(さいとう もとひこ)

生年月日:1977年(昭和52年)11月15日

年齢:46歳(2024年7月時点)

出身地:兵庫県神戸市須磨区

学歴:神戸市立若宮小学校

愛光中学・高等学校

大学受験で1年浪人

東京大学経済学部1年次に留年

東京大学経済学部卒業

2002年(平成14年)4月総務省に入社

2021年8月1日付け第53代兵庫県知事に就任

妻と息子が一人いる

同居、別居かは、調べましたが分かりませんでした

趣味:読書、ジョギング、寺巡り

 

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斎藤知事が東京大学経済学部を卒業した時の写真です。

 

斎藤知事の経歴

・2002年10月:北川正恭三重県知事時代に三重県に出向

・2003年9月:総務省に戻り大臣官房総務課

・2005年4月:同自治財政局公営企業課地域企業経営企画室

・2006年4月:内閣官房副長官補付(内政)

・2008年4月:新潟県佐渡市に出向し、企画財政部長を担当

・2011年4月:総務省に戻り、大臣官房企画課課長補佐

・2011年9月:同大臣官房秘書課秘書専門官

・2012年12月:自治財政局地域自立応援課課長補佐として、福島県相馬郡飯舘村に派遣

・2013年7月:宮城県に出向し、県財政課長を担当。東日本大震災の復興対応に当たった

・2016年4月:同省に戻り、高市早苗総務大臣時代に、自治税務局都道府県税課課長補佐

・2017年7月:同都道府県税務課理事官

・2018年4月:大阪府に出向し、同府財務部財政課長を担当

・2021年4月:総務省を退職

・2021年7月:兵庫県知事選挙に自民党公認の推薦候補として立候補して当選

 

2002年三重県→2003年総務省→2008年新潟県佐渡市→2011年総務省→2012年福島県相馬郡飯舘村→2013年宮城県→2016年総務省→2018年大阪府→2021年兵庫県

総務省時代、16年間で7回の移動をしています。約2年に1回の移動です。

 

斎藤知事は中学から親元を離れていた

中学・高等学校は愛光中学・高等学校です。

愛媛県松山市にある私立の中高一貫校で寮が完備されている学校です。

現在は男女共学となっていますが、斎藤知事の時代は男子校です。

灘中学・高校、ラサール中学・高校と共に「西の御三家」に数えられる名門校です。

斎藤知事の出身は神戸市なので、中学校から寮生活をしていたという斎藤知事の記述がありました。

神戸市出身なので、灘中も受検しているはずですが・・・?受験しなかった?受験したが不合格だった?(どこにも記述が見当たりませんでした)。

 

追記】中学受験では、地元の六甲中学(当時)を受験したが、失敗し、愛媛県の中高一貫校・愛光学園に入学しました。

斎藤知事の出身地である兵庫県神戸市須磨区はケミカルシューズ(科学素材を利用した靴)の製造業者が集中している地域です。

斎藤知事の履歴の中にも実家がケミカルシューズ製造企業を営んでいたと記されています。(wikipedia)

斎藤知事の実家は1990年のバブル全盛期まではかなりの営業利益があったと思われますが、バブル崩壊後、経営が悪化し、斎藤知事が大学を受験する1995年頃には、阪神淡路大震災が起きており、経営が悪化し、大学は奨学金を受けていたことが履歴に記されています。

 

追記

兵庫県元西播磨県民局長が亡くなる(自殺?)前に、斎藤知事の疑惑を示す発言を記録した音声データや陳述書を百条委員会宛に残していたことが14日、関係者の取材で分かった。

関係者によると、百条委員会に「最後までやり通してください」とのメッセージが残されていたことが判明。

さらに、出席を予定していた19日の百条委員会第3回会合で証言できない代わりに、陳述書を作成したことも書き残していた。

事前に文書の内容などが質疑されることを想定して準備を進めており、陳述書もそれを踏まえた内容とみられる。

また、音声データには斎藤氏が県内に公務で出張した際、地域の特産ワインについて「まだ飲んだことがない」「折を見てお願いします」と発言した内容が録音されているという。

『2024年(令和6年)7月15日・月曜日 産経新聞より』

 

追記

2013年~2016年に斎藤知事が、総務官僚で宮城県に出向していた頃、東日本大震災で兵庫県職員として、片山福知事、県職員の総務部長、産業労働部長、若者・Z世代応援等調整担当理事の4人が知り合い仲良くなりました。

いつも仙台でつるんでいたので、兵庫県庁では知事以下5人を『牛タン倶楽部』と陰で呼んでいました。

2021年、大阪府財政課長だった斎藤氏は、大阪維新の会の松井一郎前代表に抜擢されて兵庫県知事に出馬し、当選します。

知事になった斎藤氏は『牛タン倶楽部』のメンバーを側近として重用します。

斎藤氏は、『根回しは嫌い』を公言し、県庁職員とのコミュニケーションを拒み、4人組への依存を深め、敵対的と見なされた者は次々と排除していきました。

斎藤氏に意見できる職員は誰もいなくなっていました。

兵庫県元西播磨県民局長の内部告発の後、産業労働部長が、兵庫県元西播磨県民局長から押収した兵庫県元西播磨県民局長の個人的内容を県職員や県議らに見せて回っていた。「もしアイツが逆らったら、この中身、ぶちまけたるねん」と言っていたことを県職員が語っている。

片山副知事は百条委員会を極度に恐れ、議会運営委員や自民党執行部に対して『辞職しますから、百条だけは勘弁してください』と懇願していた。

6月頃、維新の岸田実県議と増山誠県議が百条委員会の場で、兵庫県元西播磨県民局長のPCの中身を公開するよう強く主張し始めた。

私的な内容を記した文章が流出していることを知った兵庫県元西播磨県民局長は、動揺し、弁護士に相談していた。

維新の岸田実県議と増山誠県議が恐れていた事は、昨年11月の阪神・オリックス優勝パレードの件で、必要経費を補うため、信用金庫への県補助金を増額し、それを募金としてキックバックさせた内容が書かれていたことでした。

当初阪神・オリックス優勝パレードの予算を1億円で請求していましたが、その後副知事の指示で4億円に増額していました。

それから維新の岸田実県議と増山誠県議が恐れていた事は、パレードを担当していた県職員課長が、一連の不正行為や難しい調整で精神をやみ、うつ病を発生し、告発文書が公になった後、4月20日に自殺していたことが表ざたになることでした。

『2024年7月17日 週刊文集デジタル版より引用』

 

追記「公務員は百条委の証人となって職務上知り得た秘密を証言する場合には『守秘義務免除』の手続きを取る必要が一般的にあります。

これは通常、『百条委で何を聞かれるかわからないが、聞かれたことに答える内容はすべて守秘義務を免除しますよ』という形をとります。

ところが兵庫県の人事担当は、事前に何を話すか、すべて事前に申請して承認を受け、話す内容は最小限にせよとの指示文章を作り、7月12日には幹部会を開いて周知徹底するよう締め付けています。

どの職員が何を話すつもりなのか把握し、承認をうけなければならないとする、委員会への出頭妨害です」(県関係者)   『7月19日(金)集英社オンラインより引用』

 

追記】斎藤元彦知事の祖父は旧日本海軍の士官で、多くの孫を授かったが、特に利発だった斎藤氏を弱愛したそうです。

斎藤氏の親族の話では、「元くん(斎藤氏)はおじいさんに『あれが欲しい』と言ったらすぐに貰えた。大学までの学費も全ておじいさんが捻出している。おじいさんの家に行けばお小遣いが必ず貰えるもんだから、元くんは旅行前には必ずお金をせびりに行っていました。一度おじいさんがお小遣いを渡さなかった時、元くんは後で『こ遣いをくれやながった』と愚痴っていたぐらい、おねだりが当たり前の環境で育ったんです」

小学校の同級生の母親は、「小さい頃から誰もが認める秀才でしたね。真面目でよくできるタイプの子たち同士で仲良くしていたと思います。やんちゃなグループからは少し嫌われてたかな。パワハラなんて信じられないくらい大人しかったですよ。小5ぐらいから塾に通っていたと思います」

中学時代の同級生は、「中学校ではソフトボール部に所属していました。中3の体育祭ではクラスの出し物ですごく頑張っていたのを覚えています。男子校なので、ふんどし姿で踊りましたよ。高2の時は寮長で、800人ぐらいを束ねていました。真面目でリーダーシップがあって、悪い噂は聞かなかったです」

大学時代の同級生は、「斎藤くんのことは、僕たちごく一部の間で『FENDI(フェンディ)』と呼んでいました。理由は、しょっちゅうFENDIのマフラーを巻いていたから。夏でも冬でもです。デカデカとロゴが入っていたから印象的でした。長髪に日焼けした肌で、二カッと笑うと白い歯が覗く感じで、昔のホストっぽかったというか、割とチャラめでしたね。授業にはあまり出席しなかったイメージ」

親戚の話では、「正月に家族一同集まった時、おじいさんに『将来何になりたいんだ』と聞かれて、『兵庫県知事になりたい』と言っていました。おじいさんは日本ケミカルシューズ工業組合の理事長だったので、そのコネを生かして当時から地元の靴屋さんなどを紹介してもらっていました」

『2024年7月24日 週刊文集デジタル版より引用』

 

追記】神戸市生まれの斎藤元彦知事は小学校までは地元で育ちましたが、中学受験で神戸市内の六甲中学(偏差値58~63)を落ちたのを機に、愛媛県の愛光学園に入学しています。

阪神大震災があった当時は高校2年生で、愛媛県で寮生活を送っており、阪神・淡路大震災を直接経験していません。

ある県議の話では「2021年の知事選挙の際、自民党は『候補者選考委員会』を設置して、複数の候補と面接したが、斎藤氏は県内の地名も読み間違えるレベルの低さで『さすがにこれはダメだ』ということで、一時、自民党は別の候補を推薦するはずだった」

実際に選挙期間中に斎藤氏はこんな失態をおかしていました。

<三宮の中心街で演説です>とXに載せたのは三宮駅から離れた神戸ハーバーランドという場所の写真だった

<JR西宮北口駅にて><朝のご挨拶>と活動をアピールしてみたが、JRにはそんな駅は存在しない

いずれにしても神戸県民からすれば「ありえない」レベルの間違い

市関係者の話。

今辞めても知事はロクな再就職先もないはず。給与と期末手当の3割カット、退職金の5割源の条件案を早々に可決してしまっているので、月額93万8000円の給与だけが頼りで、金がなくて辞めるに辞められない。

子供がいて、これからますますお金がかかるのでしょう。

妻子を抱えて路頭に迷う可能性もあるわけで、近しい人には金銭面の心配を漏らしている」

『2024年7月31日 週刊文集デジタル版より引用』

 

追記】「牛タン倶楽部」と言われた4人のうち、片山安考副知事は7月末に辞職しました。

さらに県ナンバー4の小橋浩一理事が体調不良だとして降格を願い出て認められました。

これに加え、片山安考副知事退任後に最も力を持つとみられていた井ノ元知明総務部長も体調不良を理由に出勤しなくなりました。

いずれも「4人組」「牛タン倶楽部」と言われた知事側近グループです。 (県関係者)

『2024年8月2日 集英社オンラインより引用』

 

追記】兵庫県が2024年4月から5月にかけて県職員を応募したところ、一般事務職60人の採用枠に対して、639人の応募がありました。

しかし、6月の筆記試験を受験したのは377人でした。

辞退者が41%になったことが分かりました。

この辞退者数は、過去4年に比べ、5から10ポイント程高くなっています。

斎藤元彦知事は、8月5日に「少子化含めていろいろな状況があって数字として表れていると思います。優秀な方が採用試験を経てしっかり県庁に来ていただけるように我々としてもこれから頑張っていきたいと考えています」と答えています。

斎藤元彦知事を知事選で推薦した日本維新の会からは「推薦をした責任というのはあるでしょうから、そういう意味で『知事、これは一旦身を引かれた方がよろしいんじゃないでしょうか』ということを言う、そういう意思はあります」と斎藤元彦知事に辞職を促す意思があることを明らかにしました。(日本維新の会 藤田文武幹事長 8月4日 )

「幹部の中でも、斎藤知事を”なんとかしないといけない”という意見が出ている。疑惑が事実なら、維新県議団が率先して不信任へと動くべきだ。このままでは耐えきれない。斎藤知事をかばう義理はない」

こうした動きに対して斎藤元彦知事は、「一つ一つの仕事を着実に進めていくというのが、私の考えですね」と、改めて辞職を否定しました。

『2024年8月5日 MBSNEWSより引用』

 

追記】兵庫県庁では、一日200件を超える苦情の電話の対応に追われています。

その3分の1が『斎藤知事を電話口に出せ』、百条委員会に反対した『維新の会へ繋げ』という内容のものです。

『斎藤知事はなぜ辞めないのか』という内容のものがほとんどだそうです。

斎藤知事は「政見公約の173項のうち171項を達成・着手したと述べていますが、自身のHPから公約集を削除しているので、誰も検証することができない状態です。

そんな隠蔽体質が批判を集めています。

コロナ禍の『重症病棟の倍増』や『全てのワクチンの医療機関での接種可』といった公約も過去に断念しています。

目玉政策であった「県庁の立て直し・移転構想」「リモートワークでの出勤率を4割に引き下げる」政策は職員には不評で、反発が目立っています。

知事肝いりの県立大の授業料無償化などを含む若者やZ世代への施設も、担当していた小林浩一理事と井ノ元知明・総務部長が既に現場を離れてしまっています。

幹部2人に代わり、技術畑出身の服部洋平副知事が説明にあたっていました。

肝いり政策が停滞しているのに『代わりの人間がいるから問題ない』と開き直る知事は、職員や県民をバカにしているとしか思えない。

そもそも、兵庫県は人口減など深刻な課題が山積みしており、『優先順位が違うのでは』という声もあります。

県政は混乱が続いており、県内の市町村からもその信を問う声があがっています。

兵庫県庁会の会長を務める酒井隆明・丹波篠山市長は臨時会見を開き、「県政は市ではできない大きなまちづくりをする大切な役割があり、それには知事の指導力が必要」と言及しています。

「若者の県内企業への就職率は年々減少し、県外への人材の流出が止まらない。兵庫は製造業が基幹事業なのに、知事はスタートアップ企業やIT企業の誘致に注力すると言っており、効果は上がっていない。『新しいもの好き』の知事の姿勢を地元財界はよくおもっておらず、これこそ就任1年目から疑問の声が出ていました」と神戸市内のさる企業の代表が言っています。

今年度の県の一般採用試験では筆記試験の辞退者が262名を数え、辞退率は4割に及んだことを読売新聞が報じています。

「目下、最大の懸念事項は予算編成です。斎藤知事が予算を決めることが『納得できない』という声が職員から続出しています。特に管理職以上にその傾向が強い。主要な幹部が去り、いつまでもつかわからない知事のもとで働くわけですから、職員たちが県政の未来に不安を抱くのは無理もないこと。若手からも『知事が辞めないと県政は進まない』という声まで出始めている末期状態です」

『2024年8月14日 FRIDAY より引用』

 

追記】百条委員会が実施した、斎藤元彦知事よるパワハラ職員アンケートの中間報告が発表されました。

兵庫県職員約9700人に対するアンケートのうち4568件の回答を取りまとめた中間報告で、約4割の職員が、斎藤元彦知事のパワハラを見聞きしたと答えています

斎藤元彦知事の高圧的態度や、見栄え・こだわりについてこの様な事が記されています。

「何が悪いか分かるか?」。昨年7月、県が独自に発行するプレミアム商品券の知事レクの際、資料に目を通した斎藤元彦知事は舌打ちため息の後に、職員をこう詰問した。職員が答えあぐねていると、斎藤元彦知事は「知事の肝煎りの事業なのに写真やメッセージがない」ととがめ、PR用のうちわに自身の顔写真を入れるよう指示したそうです。

あるイベントでは、スタッフ用のポロシャツに目を留めた斎藤元彦知事がMサイズを所望します。「新品がない」と秘書課に返答しても折れてもらえず、すでに着用済みのMサイズを家まで取りに帰り、袋に入れて新品を装って渡した、と記す職員もいたそうです。

「知事が参加するイベントでマスコミが来ないことは許されない」「『知事の顔』の発信につながることは何より優先」。

イベント時は知事専用の控室、姿見、三面鏡が必修だったそうです。

ある職員の回答に、「空飛ぶクルマ」の関連事業が新聞に載ったとき、斎藤元彦知事が担当者を知事室に呼び、「聞いてない」「空クルは知事直轄。勝手にやるな」と厳しく叱責したと書いてありました。

アンケートの回答には、斎藤元彦知事が気に入らない職員を「飛ばした」という人事権の乱用が疑われる事例も複数ありました。

『2024年8月21日 産経新聞 より引用』

 

追記】百条委員会が実施した、斎藤元彦知事に対する職員アンケートの中間報告が発表されました。

◆知事のパワーハラスメントについて

A:「目撃(経験)などにより実際に知っている」:1.3%(59人)

B:「目撃(経験)などにより実際に知っている人から聞いた:10.2%(466人)

C:「人づてに聞いた」26.8%、(1225人)

合計 38.3%(1750人)

 

◆贈答品の”おねだり”疑惑について

A:目撃(経験)等により実際に知っている:0.9%(43人)

B:目撃(経験)等により実際に知っている人から聞いた:3.5%(160人)

C:人づてに聞いた:16.3%(743人)

合計 20.7%(946人)

 

◆阪神・オリックス優勝パレード開催資金の還流疑惑について

A:目撃(経験)等により実際に知っている:0.1%(3人)

B:目撃(経験)等により実際に知っている人から聞いた:0.9%(40人)

C:人づてに聞いた:7.9%(362人)

合計 8.9%(405人)

 

【中間報告の自由記述欄の内容】

・知事レクの際、資料を見た知事から舌打ちと大きなため息があった。「この事業は知事肝いりの事業なのに、写真やメッセージがない」と言われた。PRのうちわに知事の写真を入れることになった。

・うちわへの知事写真がないことを怒った件が庁内に知れ渡り、知事写真を使わなければならない暗黙のルールができた。

・エレベーターで待たせると知事の機嫌を損ねることから、知事が乗った車が近くに来たらエレベーターを開けておく人員が配置されていた。

・知事がイベント等に参加するときは、いかなる時も必ず髪型セットの場所を用意しないといけない。用意できていないと怒る。また、着替えの部屋がいるということで用意したが、洗面台の鏡が室内にあったが、姿見が必要と本庁から言われて用意した。

・一回しか行わない視察先で備品の長靴は拒否して新品の長靴を準備させた。

・机の配置が気に入らない、ペンのインクが出にくい、そんな些細なことで幹部をにらみ、恫喝、叱責していた。部長らと知事のLINEメールのやりとりを見れば一番早いのではないか。

・知事クレに陪席した際、レク開始早々に知事は「聞いてない」と発言。持っていたペンを机上に放り投げ、場の空気が凍り付いた。その日は当該案件について一切を聞いてもらえず、後日改めて個別レクに入るための日程調整等からやり直すこととなったため、約1ヵ月間、記者発表(=事業開始)が遅れた。

・イベントや出張時には、滞在時間が短くても、控室がなかったり、歩いたり待つことになると怒られた。待ち時間を減らすため、他の来賓の方もいる中で先方に無理を言って、先に受付をしてもらうように調整したことがあった。度が過ぎていると感じた。

・知事面談の開始前に、先方が名刺交換や撮影のために立っていると、「なぜ座っていないんだ」と機嫌を損ねて、全員が座るまで部屋に入らないことがあった。それ以降、全員が座ってから知事が入室するというルールができた。

・知事と接する職員は限られているため、「C:人づてに聞いた」が多くなると思うが、知事が叱責した事実は、他の部で同じことが繰り返されないように、部長間のネットワークを経て、部内会議や課内会議で「業務上の留意点」として聞かされてきたことばかり。

『2024年8月21日 YEV より引用』

 

追記】「その靴ほしです。白い靴がほしいです」

「知事が播摩の牡蠣が食べたいと要望しているとの連絡があり、R4.3.12に食事会をセッティングした。知事は食事後、トロ箱に入った牡蠣を土産として持ち帰った。なお、食事代、土産代はお支払いになっていません」

「昨年度、レゴ展のレクの際に、知事から世界遺産登録30周年記念で発売された『姫路城のレゴブロック』を飾りたいので用意できないかとの発言があった。後日、秘書課に届いているのを実際に見た」

「皮革製品の現場視察で40万円相当の革ジャンを試着して『これはいい。もらえないか』と知事がおねだり。あまりにも高額な品のため、結果、無償提供はできないと結論づけられたと聞いた」

「視察先は、何が食べられるか、もらえるかで決めていると聞いた。実際にR5は視察先の赤穂で牡蠣を食べている」

「知事が視察に行くことを『遠足』、視察時に持ち帰る物品を『お土産』と揶揄し、『遠足が好きやから』『お土産必修やから(困るわ)』と県職員があきれて感じで話すのを聞いたことがある」

「『ください』とは言葉にはしないが『ほしい』オーラがすごかったとのこと」

「+Nukumoriマルシェ(障害福祉事業所で作った授産商品のセレクトショップ)で関係者が自費で購入する隣で、無償でもらえるものをひたすら待ち、しびれを切らせた関係者が自身の財布から授産品を知事のために購入しているのを現認しました」

カニ、玉ねぎ、養殖ノリ、黒豆、ゆるキャラ抱き枕、ジャケット、シューズ、自転車、播摩ネクタイ、法被、バースデーケーキ、日本酒・・・。知事がもらっていたと県職員が挙げるものは枚挙にいとまががない。

「使わないものでも、とりあえず何でももらう、ほしがると職員から聞いた」

「農家から大量の野菜をもらったり、牡蠣の養殖業者から大缶の牡蠣をもらった際も、独り占めして全部自宅に運ばせる。知事家族では食べきれないほど大量の生鮮食品をどうしているのか、との疑問もある」

「県職員は県民・事業者との対応に贈答品はすべて受けと取らない対応をしている。にもかかわらず知事は積極的に求めている」

「冬の但馬へ出張に言ったときカニをお土産に用意されたようだが、随行者が受け取りをお断りしたら、断った随行者の分も含めて、知事が独り占めして持って帰ったと聞いた」

8月22日「賞味するものについては、個人で食べさせていただくことはあったが、あくまでも県としての受領だ」と珍妙な主張を記者団に開陳した。だが「県として」飲み食いした後、何を還元したのか。

「まったくPRしてくれない。飲んだことも忘れている、と聞いた」「(カニ業者界の)関係者が、知事が関係者が、知事が何回も来てその都度、カニなどを持って帰ってもらっているが、それを目当てに来るので、もう来ないでほしいと言っているとのこと」

「令和5年4月11日に知事レク(定例記者会見の項目説明)に陪席した際、レク開始早々に知事は『聞いてない』と発言、持っていたペンを机上に放り投げ、場の空気が凍りつきました」

「自分の知らない事が報道で出ると激怒すると聞いた。例えば、淡路のサイクリングロードのモニュメントの除幕式を知らずに激怒したことで、その後の二つ目の着工は止められ完成が遅れている」

協議などで自分の意見が通らないと「腹立つわ」と8回以上繰り返したとの証言や、「土木部の人を机をたたきながら『ボクは知事なんだぞ。知事のいうことが聞けないのか』と叱責したとのアンケートの記述もあった。

「知事からパソコンを投げつけられたことがある」

『集英社オンライン8月23日より引用』

 

追記】大手清涼飲料水メーカー「ダイドウドリンコ」と共同開発したのが「おしゃべり自動販売機」。

お金を入れると「お疲れさまです。兵庫県知事の斎藤元彦です」、商品を選択すると「あすの朝食をご飯にするか、パンにするか、それともシリアルか、けっこう楽しい悩みです」など全部で5パターンの斎藤知事の音声が流れます。

2022年に県内5か所に配置され、10月12日には県立兵庫高校で除幕式が行われ、斎藤知事も出席しています。

X上では”ナルシスト自販機”と改めて批判が寄せられています。

<高校の自販機で飲み物を買うと、斎藤元彦兵庫県知事の、棒読みの音声が聴こえる!気持ち悪い。ここまで自己宣伝やる?ナルシスト>

<兵庫県知事の声が流れる自販機・・・「そんな自己顕示欲の示し方あるんや」って素直にびっくりしとる。ボタン押すたび自分の声が流れてくる自販機とか地獄すぎる・・・>

<県広報誌など、あらゆる媒体に自身の姿を掲載するほどナルシストで知られる斎藤の指示で、気色悪い自販機を設置される兵庫高校の生徒さん可哀想>

<斎藤元彦の自動販売機。マジで気持ち悪いです。>
『2024年7月20日 女性自身より引用』

 

追記】斎藤知事が辞職をしないもう一つの理由としては、パワハラなどの一般的な道徳問題の方を注目させて、政治的な問題をぼやかすためではないか。

元県民局長の男性が斎藤知事の不祥事に関する告発文章を報道機関に送ったのは、今年3月12日。

斎藤知事は同月20日に告発を認識し、告発者の特定などの内部調査を指示した。

結果、男性は4月に県の通報窓口にも通報するが取り扱ってもらえず、県は5月に男性を停職3カ月の懲戒処分としている。

「死をもって抗議する」。

そんなメッセージを残し、男性は7月に死亡した。

知事の行動は告発者を保護する公益通報者保護法違反。政治道徳的な問題であり、知事の対応は今後、法的な問題へと発展する可能性が高い。知事はそれをわかっていて、辞めずにパワハラの方に注目させ、ことの重大さを薄めようとしているとも捉えられる

『2024年 8月27日 AERA dot. 東国原氏より引用』

 

斎藤元彦兵庫県知事「生まれ変わって県政を立て直すは本当か?」のまとめ

斎藤元彦兵庫県知事のパワハラやおねだり体質が問題になっています。

兵庫県元西播磨県民局長が亡くなった(自殺?)ことで自身の進退が問われています。

今後、新しい情報が入り次第、追記させていただきます。

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