2024年7月下旬から8月2日の間、女児16歳にわいせつな行為をした疑いで木原博生容疑者が逮捕されました。
木原博生容疑者は、パリオリンピックでの女子卓球で、団体戦リザーブ(団体補欠)で出場した木原美悠選手の父親です。
この事件で、木原美悠選手の4年後のロサンゼルスオリンピックの出場が危ぶまれています。
女子体操日本代表のエース宮田笙子選手(19歳)の喫煙と飲酒事件では、日本体操協会は出場辞退ということにしました。
今回の木原美悠選手の場合は父親の不祥事なので、直接木原美悠選手にはかかわることはないと思うのですが、どうなるのでしょうか?
この記事を読むと、木原美悠選手のロサンゼルスオリンピックの出場についての可能性について知ることができます。
結論:木原美悠選手はJOCエリートアカデミーの出身であることや、パリオリンピックでリザーブ(団体補欠)を経験していること、そして宮田笙子選手のように自身の過失ではないことなどを考慮するとロサンゼルスオリンピックの出場は問題ないと思われます。
しかし、『追記』した木原博夫の”わいせつ行為”が新たに発覚しました。
木原美悠の父親である木原博夫の今後の公判の結果によっては、ロサンゼルスオリンピックの出場は難しくなる可能性が出て来ました。
木原美悠『父の不祥事でロサンゼルスオリンピックは出場辞退か』
今回、木原美悠選手の父親で、卓球場を経営する木原博生容疑者が卓球教室で、教え子の女児16歳にわいせつ行為をして逮捕されました。
これを受けて、木原美悠選手の今後の活動にどのように影響してくるのかが懸念されています。
木原美悠選手のパリオリンピックでの活躍
木原美悠選手は女子卓球団体戦ではリザーブ(団体補欠)選手という名目で出場しています。
前回の2021年東京オリンピックでは、早田ひな選手が団体戦でリザーブ(団体補欠)選手という名目で出場しています。
その様な意味でも木原美悠選手は、2028年でのロサンゼルスオリンピックでの活躍が期待されている選手です。
オリンピック卓球出選手はどの団体が決めるのか
今回、2024年パリオリンピック女子卓球選手の選考は、公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)が、「第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)」の TEAM JAPAN 選手団を、競技団体からの推薦に基づき、卓球を含む7競技の選手ならびに監督・コーチ等を認定しました。
次回のロサンゼルスオリンピックや、木原美悠選手の今後の大会出場については卓球競技団体がどのような判断を下すかによって決まってきます。
木原美悠選手のインスタグラムやXについて
木原美悠選手のインスタグラムやX(旧ツイッター)では、今回の父親(木原博生容疑者)に関する記述や画像は記載されていませんでした。
木原美悠選手はJOCエリートアカデミーに通っている
木原美悠Instagramより引用
生まれは兵庫県明石市で、中学は東京の北区立稲付中学校に転校し、JOCエリートアカデミーに通っています。
JOCエリートアカデミーは、将来オリンピックを目指す有望な小中学生を発掘し、教育とトレーニングを行うことを目的に2008年に開校された国家的なプロジェクト団体です。
東京の味の素ナショナルトレーニングセンターを拠点に全寮制で生活しており、所属する中学生は近隣にある稲付中学校へ通学しています。
木原美悠選手は2017年4月からJOCエリートアカデミーで寮生活をはじめました。
2019年2月時点で14歳の彼女は、若干12歳という低年齢で親元を離れて未来の五輪選手を目指す仲間達と共に厳しい生活を送っています。
いうなればスポーツの英才教育が受けられる環境に若くして選ばれて親元を離れた木原美悠選手です。
オリンピックという大きな目標に向かう仲間たちと生活を共にし、栄養管理士によって完璧に管理された食事をとり、ナショナルチームなどの所属指導者のもとで練習に励む日々をおくっています。
中学校は公立で一般の生徒と同じ授業を受けていますが、部活動には参加せず、学校が終わったらトレーニングセンターで毎日何時間もの練習をこなしています。
休日もトレーニング漬けで、実家に帰ることができるのはお正月などの長期休暇だけです。
JOCアカデミーの先輩には卓球世界選手権で銅メダルを獲得した平野美宇選手がいます。
木原美悠選手とは学年が違いますが。寮では同部屋だそうです。
木原美悠選手は入学時の目標として平野選手に勝つことを挙げていました。
そして2019年1月に行われた全日本選手権女子シングルス5回戦で、ついに平野選手に4-1で圧勝してみせました。
【追記】「卓球を強くしてやるから俺のあとに常についてこい」
2024年7月下旬から8月2日の間、女児16歳にわいせつな行為をした疑いで木原美悠の父親である木原博生容疑者が逮捕されました。
木原博生容疑者は、この事件が発覚する数年前にも違う女児に対してわいせつ行為を行っていました。
木原博夫は教室で気に入った女の子を見つけると『いつでも俺のあとについてこい』と言って、どこに行くにもついてこさせたそうです。
今回、集英社オンラインに情報提供したA子さんの場合も同様の手口でわいせつ行為を行っていました。
A子さんの親戚の証言によると、A子さんは木原美悠のテレビを見て、木原博夫の卓球教室に通い出しました。
木原博夫は教室で気に入った女の子を見つけると『俺のあとについてこい』と言ってどこにでもついてこさせていましたが、A子さんも同じように木原博夫の後をついていました。
木原博夫に気に入られることは、子供達には卓球の素質を認められたのだと思い、嬉しかったそうです。
A子さんも同様でした。
あるとき、A子さんが教室に入ると、教室には木原博夫が1人で待ち受けており、8月の事件と同様な”卑劣な犯行”が行われました。
当時の様子を親戚が振り返ります。
「A子さんは教室内で木原博夫に体を触られるなどされました。このことを知った母親はすぐにでもA子さんを辞めさせたかったのだと思いますが、複雑な事情があってすぐに辞めさせられる状況ではありませんでした。
まずひとつは木原博夫から『俺のもとを離れて辞めるなら全力で潰す』『辞めるのはいいが俺が教えないとうまくならない』とA子さんは言われ、”洗脳状態”だったA子さんは木原博夫に怯えて母親には『警察には言わないでほしい』と訴えたそうです。
A子さんからすれば、大好きな卓球が続けられなくなると思ったのでしょう。とはいえ母親からすればそのまま通わせるのは不安でたまらなかったのでしょう。
せめての防衛策として、A子さんの母親は『A子の体に触ったことは知っている』と木原博夫に告げました。
木原博夫の奥さんにもこのことを告げ、練習には必ず立ち会うように言いました」
しかし、木原博夫の妻がA子さんの練習に立ち会ったのは数ヵ月で、その後は木原博夫が1人で教室にいるようになり、再び犯行が繰り返されていました。
A子さんの親戚はこう言っています。
「奥さんは母親の話を信じていなかったのかもしれません。
結果的にまた木原博夫と2人だけになったタイミングでA子さんは複数回、体を触られたと聞いています。
そのことを知ったA子さんの母親は激怒し木原博夫になぜそのようなことをするのか、幼い子供に興味があるのかと問い詰めると、『すみません。興味があるんです。もう二度としません』と木原博夫は、涙を流して謝罪をしたようです」
その後、A子さんの母親は警察に被害届を提出しました。
木原博夫本人が否認をしていたこと、被害から時間が経ってしまったこと、そして証拠に乏しいこともあり、木原博夫は書類送検されたのち不起訴となっています。
A子さんの親戚はこう語っています。
「勇気を出して警察に行ったものの、木原博夫当人が否認して結果的にはそれでおとがめなしだったというわけですから、本当に悔しかったでしょう。
結局、木原博夫はA子さんのあとにも気に入った女の子を見つけると『俺のあとについてこい』と言って、自分の近くにおいていました」
A子さんの親戚は新な被害者が出てしまったことは残念で仕方がないが、木原博夫が今回起訴されたことについてはホットしたそうです。
「木原博夫にはきちんと罪と被害者の苦しみと向かい合ってほしいです。
幼い子供の心を傷つけ否認して逃げるような真似はしないでほしいと思っています」
好きな卓球を続けるために勇気を振り絞った少女の心を踏みにじった木原博夫。
法廷でいったい何を語るのか、初公判が待たれます。
(2024年9月28日 集英社オンライン)
木原美悠『父の不祥事でロサンゼルスオリンピックは出場辞退か』のまとめ
今回、木原美悠選手の父親の不祥事で、木原美悠選手が、4年後のロサンゼルスオリンピックに出場できないのではないかということについて記載させていただきました。
新しい情報が入り次第、追記させていただきます。
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