東京・新宿区の高層タワーマンションで平沢俊乃さん(25歳)が首から腹部にかけて数十か所刺されて死亡しました。刺した和久井容疑者(51歳)は「体を傷だらけにしてやろうと思って刺した」と供述しています。
殺害に使用されたナイフの刃が折れる程突き刺し、予備にもう一本所持していたことから、かなりの殺意があったと思われます。
何故、ここまで残虐な殺され方をされのか?ネット上で平沢さんは「クズ」「ドブス」「金ぶく娘」などと厳しい言葉で批判されています。
注目すべきは平沢さんが関わってきた男性達に彼女はどの様な扱いを受けたかです。
平沢さんは幼少期に必要以上に父親から虐待を受けていた
平沢俊乃さん自身のインスタグラムに書かれていた内容です。平沢俊乃さんは3人兄弟の長女でした。6歳下の妹が生まれてから両親の躾が厳しくなっていきます。
父親から、髪の毛をつかまれ階段を投げ落とされたり全身を何時間も蹴られたり真冬に小さな倉庫に夜から朝まで閉じ込められるという虐待をうけます。
小学校5年生の時に芸能界に入るのですが、虐待を受けた傷跡を見られ役を何度も降ろされます。ギャラはすべて親に持っていかれます。
中学1年生の頃にアフリエイトを始め、収入を得ますが気に入らない父親が何度も平沢さんのPCを壊してしまいます。
18歳で銀座の高級キャバクラ「club vimo」で源氏名「平 明日香(たいら あすか)としてキャバ嬢として働きます。
ここでやっと父親からの虐待から逃れることが出来たのです。父親の虐待がなければ、ふるさと新潟県上越市で幸せな人生をおくっていたと思われます。
平沢俊乃さんの結婚相手はモラハラだった
平沢俊乃さんはインスタグラムの中で2022年に結婚していたことを告白しています。
隠し通そうと思っていましたが数少なくとも「私の事好きだよ」って思って下さっている人を裏切る形になると思ったので私の性格上やはり隠し通す、誤魔化し続ける事はできませんでした。自分勝手で申し訳ないです。
この文章の内容から、平沢俊乃さんにはとても真面目な一面があったようです。
平沢俊乃さんの旦那さんは結婚前は優しく素直な性格でしたが、結婚後モラハラに豹変します。
モラハラとは、言葉や態度で相手に精神的苦痛を与えることを言います。暴力ではなく、暴言や無視、威圧的な態度などで精神的に相手を追い詰めます。 |
離婚を申し立ても逆上し、モラハラ、金銭の揺すり、脅しが続いたとインスタグラムに書いてあります。
離婚が成立したのかは定かではありませんが、ここでも平沢俊乃さんは男性に人生を翻弄されてしまいます。男運がないとしか言いようがありません。
平沢俊乃さんはストーカー男、和久井容疑者に命を奪われた
平沢俊乃さんは上京してから、複数のSNSでライブ配信を定期的に行っていました。平沢さんのライブ発信は雑談がメインで、その”常連”として和久井容疑者が参加していました。
平沢さんは銀座のキャバクラでお客0スタートから4ヵ月目でNo.1に登りつめ、辞めるまでずっとNo.1の地位を維持していました。その裏で、お客様ノートと来客、売り上げを毎日書いていたといいます。そんなま真面目な努力があってNo.1に登りつめていったのでした。
銀座店では値段が高く、和久井容疑者は出入り出来なかったのですが、平沢さんが上野のガールズバーに拠点を移してから和久井容疑者は常連として頻繁に出入りする様になります。
平沢さんのライブ発信中に『今日は家の近くの神社に提灯が並んでいた』という言葉から和久井容疑者は平沢さんの自宅を推測します。当時アマゾンの配達をしていた和久井容疑者はその土地勘をいかして神社を特定し、『〇〇神社?』と平沢さんのライブにDMを送っています。自宅を探し出す為にアマゾンの配達をしていたのではないかという推測もされています。
事実、和久井容疑者は平沢さんが開業したキャバクラの(開店祝い)として、平沢さん宅の玄関ドアノブにシャインマスカットをぶら下げていきました。この時点で平沢さんの自宅マンションが和久井容疑者に分かってしまったことが理解できます。セキュリティーの厳しいマンションでも宅配(この時点ではウーバーツィート宅配)を装って侵入したと考えられます。
和久井容疑者は過去にも6回ストーカー事件をおこしており、この様な事は容易にできた可能性があります。
和久井容疑者がバイク(ホンダNR750)と自動車(ホンダNSX)を売ったお金を平沢さんが奪い取ったという報道がされていますが、実際は和久井容疑者が平沢さんの新規店舗祝いに「1,000万円のシャンパンタワーをやろうよ」、と提案したのです。
最終的には和久井容疑者のストーカーのせいでこのキャバクラも閉店しました。
2022年5月8日午前3時、平沢さんがマンション1階に併設されているセブンイレブンにお気に入りの白い厚底サンダルを履いて、ロッテの「雪見だいふく もちもちカリカリ~チョコinバニラ~」172円を支払い店を出ました。そこで白いワゴン車で待ち伏せしていた和久井容疑者に見っかってしまいます。
和久井容疑者は、マンションへ走って逃げる平沢さんの背中に果物ナイフを突き立て、首から腹部数か所を刺します。
平沢さんは友達に『シーシャバと韓国コスメのお店を出したい』と言っていたそうですが、その夢もかなわずに終わってしまいました。
それにしても男運のない平沢さんでした。
せめて、キャバクラ開店時をはじめ、幾度となくお祝いの花を贈ってくれていた、園芸店を営んでいる祖父に虐待を受けていた幼少期に助けを求めていれば違った人生をおくっていたかもしれません。
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