ポルシェに乗って畑仕事。農道のポルシェ、スバルサンバーンを知っていますか?

車・オートバイ
農道を走るポルシェ

スバルサンバーン、軽トラック

自動車に興味のない人でもポルシェの名前は知っていると思います。とても高額で一般のサラリーマンには手の届かない自動車です。それが、「農道のポルシェ」といわれる日本の軽トラックで、ポルシェと同じエンジンの駆動方式を採用し、ポルシェと同じような乗り味を楽しめる「スバル・サンバーン」という車があるのです。

 

そもそもポルシェってどんな車なの?

ポルシェ911(ボクスターは除く)はRR(リアーエンジン・リアードライブ)方式で、車体の後部にエンジンを置いて後輪を駆動させる方式です。要するに、車の後ろにエンジンを置いて、後ろのタイヤを回すということです。

この方式を使うきっかけとなったのは、第二次世界大戦中にヒットラーがポルシェ博士にドイツ国民のために、安くて安全な車を開発するように頼みます。博士が戦争に使用しないという条件で開発したのが、ホルクスワーゲン、タイプ1(ビートル)でした。

舗装されていない道路で、安い(馬力の無い)エンジンで、安い程度の悪いタイヤでも加速させることができ、大人2人、子供2人が乗れる方式ということで、このRR方式を採用することになったのです。その後、このRR方式がポルシェの代名詞となりました。

 

ポルシェのRR駆動方式を軽トラックで採用したのが、スバルのサンバーンでした。

富士重工業(スバル)社が、1958年(昭和33年)以来ずっと作ってきた軽自動車の1車種である「スバル・サンバーン」という軽トラックの事です。

4輪独立懸架式サスペンションに4気筒エンジンをリア最後部に配置し、RR駆動とした。エクストラロー(エクストラローギア(EL)とはMT車で1速よりも力強いギアーを発揮する)付き5MT(実質6MT)スーパーチャージャー仕様のモデルも存在していました。

空荷状態でもRRレイアウトによる重量配分と独立懸架方式で坂道もトラクションが良く、特に滑りやすい登り坂で威力を発揮しました。他社では考えられない独自のメカニズムは軽トラックの次元を超えた走りの良さと乗り心地、優れた実用性を生みだしました。静粛性にも優れていました。

しかし、2012年2月29日富士重工業(スバル)の軽商用車部門の生産が終了となり、トヨタ傘下のダイハツが生産を引き継ぐことになりました。ダイハツは3気筒エンジン、セミキャブオーバースタイルのFR車です。1958年(昭和33年)「スバル360」・「てんとう虫」が登場して以来54年間作られてきた軽自動車づくりが終了しました。

スバルてんとう虫

てんとう虫・(サイトの画像を引用させて頂きました)

 

50週年記念、6代目「サンバートラックWRブルーリミテッド」販売。この車が中古車市場で高値が付いている。

2011年7月に発売50周年記念としてトラック、バンを合わせて100台限定で「サンバートラックWRブルーリミテッド」が販売されました。6代目TT1型およびTT2型が人気があり中古車市場でも100万円を超える値が付くことも珍しくありません。

TT1型はFRのみ、TT2型は4WDとなります。4WDのATモデルが後輪と前輪の回転差が生じると自動的に4WDになるシステムで、5MTパートタイム4WDはシフトノブで2駆か4駆にドライバーが任意に変えられるシステムです。

6代目後期型はグレード順に下からTB,TC,TCハイルーフ、TCスーパーチャージャー、特装車VBパネルバンの5種類となります。パワーウインドウ、キーレスエントリー、エアコン、パワステアリング、CDオーディオ、2スピーカーが標準装備されているエントリーグレードのTCをお勧めします。

 

業者向けのレアーなスバルサンバーンモデルが希少です。なかなか手に入りません。

農業者向けに「JAサンバー」が発売されたましたが、農協を通しての専売モデルだったのでスバルディーラーからは購入出来なかった為、中古車市場でも極わずか流通する希少車です。

赤帽専用モデル「赤帽サンバー」も組合員が赤帽組合を通して購入出来た希少車で、中古車市場でも希少車です。

 

スバルサンバーンについてまとめました。

現在、スバル社から製造されていないスバルサンバーン。中古車市場で希少価値が高く、マニアの間で高値で取引されている軽トラックです。最近、アメリカでの日本の軽自動車ブームもあり、これからますます手に入らなくなってきています。これだけの機能が付いている軽トラックはもう生産されないでしょう。農道を走るポルシェ、スバルサンバーンについて記載させて頂きました。

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